このサイトでは、伝説のバイク乗りや有名なライダーをご紹介いたします。
世界耐久、鈴鹿8耐などで活躍。豪快なライディングと人格でファン多数。
92003年から日本人として初めてブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)フル参戦。2005年よりスーパーバイク世界選手権参戦。BSB以前はスズキワークスより全日本ロードレース選手権に参戦しつつ、テストライダーを務めた。
2011年に自らのレーシングチーム「TEAM KAGAYAMA」を立ち上げ、9年ぶりに全日本ロードレース選手権に本格復帰。
レース中の転倒及び負傷が非常に多く、全日本参戦初年度となった1995年は「12戦で24回転倒した」(本人談)ほか、1998年にポール・リカール・サーキットで両手首を骨折して以後も大きな怪我を重ねた。特にBSB参戦中の2003年にはカドウェルパークでのレースで転倒し「骨盤複雑骨折・脊椎圧迫・内臓破裂・尿管損傷に加え、感染症で体が痙攣し始めるなど、(日本の医者に)帰国があと1日遅かったら命がなかったと言われた」ほどの負傷を負ったが、それでも復帰を果たしたことで二輪レース関係者の間では「鉄人」の異名をとっている[1]。
2021年には全日本ロードレース第2戦鈴鹿においてJSB1000クラスにおける最年長表彰台記録を自身で塗り替えた。
2022年3月25日、東京モーターサイクルショーの中で行われたトークショーにおいて、全日本ロードからの引退を発表。同年よりチームカガヤマとヨシムラジャパンの共同チームである「YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN」のチーム代表兼監督に就任することが明らかにされた[2]。ただ「チームカガヤマ」として2022年の鈴鹿8時間耐久ロードレースの出場権を行使しており、全日本以外のレース参戦に関しては一部継続する方針[3]。
2020年代に入り、クラシックバイクイベントへの参戦に注力。筑波サーキットで行われる「TASTE OF TSUKUBA」(TOT)には、2019年 - 2021年にかけてスズキ・カタナ(GSX1100S)にスズキ・GSX-R1000のエンジンを載せ、後には燃料系をキャブレター化・モノショックをわざわざツインショック化するなどのカスタマイズを加えた、通称「KATANA 1000R」で参戦していた[4]。2022年からはカタナに代わり、スズキ・GSX1300Rハヤブサのフレームを、TOTの最上位クラス「HERCULES」のレギュレーションに合わせ鉄フレーム化した、通称「鐵隼」(てつぶさ)を投入する[4]。
デビューから2023年まで一貫してスズキ製のマシンでレース活動を続けてきた加賀山だったが、スズキがレース活動から撤退。日本のロードレース界に話題性と刺激を与え活性化させたいという思いもあり[5]、自身のスーパーバイク世界選手権フル参戦時に築いた人脈を頼りにイタリアのドゥカティとコンタクトを取り交渉を重ねた結果、ワークススペックのドゥカティ・パニガーレV4 Rの貸与を受ける契約が成立。2024年の全日本ロードレース選手権に「DUCATI Team KAGAYAMA」として参戦することになった(ライダーは水野涼)[6]。第5戦もてぎ大会では全日本JSB1000クラス初となる日本車以外の優勝を達成した[7]。
レース戦績
1993年 - 全日本ロードレース選手権GP250スポット参戦
全日本ロードレース選手権TT-F1スポット参戦
1995年 - 全日本ロードレース選手権 スーパーバイクランキング11位
1996年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング10位
1997年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング3位(1勝)
1998年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング13位
ロードレース世界選手権GP500スポット参戦(RGV-γ)
1999年 - 全日本ロードレース選手権スーパーバイク ランキング16位(チームスズキ/GSX-R750)
ロードレース世界選手権GP500スポット参戦(RGV-γ)
2000年 - 全日本ロードレース選手権スーパーバイク ランキング7位(チームスズキ/GSX-R750)
鈴鹿8時間耐久ロードレース(梁明/チームスズキ/GSX-R750)
2001年 - 全日本ロードレース選手権スーパーバイク ランキング4位(チームスズキ/GSX-R750)
鈴鹿8時間耐久ロードレース(梁明、渡辺篤/チームスズキ/GSX-R750)
2002年 - 全日本ロードレース選手権プロトタイプ(チームスズキ/GSV-R)
ロードレース世界選手権MotoGPスポット参戦(GSV-R)
2003年 - ブリティッシュスーパーバイク選手権 ランキング7位(クレセント・スズキ)
ロードレース世界選手権MotoGPスポット参戦(GSV-R)
スーパーバイク世界選手権スポット参戦
鈴鹿8時間耐久ロードレースリタイア(渡辺篤/ヨシムラ・スズキ・GP1 with DAXIM)
2004年 - ブリティシュスーパーバイク選手権 ランキング3位(クレセント・スズキ)
ロードレース世界選手権MotoGPスポット参戦(GSV-R)
鈴鹿8時間耐久ロードレース2位(渡辺篤/ヨシムラ・スズキ・JOMO with SRIXON/GSX-R1000)
2005年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング5位
鈴鹿8時間耐久ロードレース10位
鈴鹿300km耐久ロードレース優勝(渡辺篤/ヨシムラ・スズキ・JOMO with SRIXON/GSX-R1000)
2006年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング7位
MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第38回MFJグランプリスーパーバイクレースin鈴鹿 JSB1000優勝
2007年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング11位
鈴鹿8時間耐久ロードレース 優勝(秋吉耕佑/ヨシムラ・スズキ with JOMO/GSX-R1000)
2008年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング10位
鈴鹿8時間耐久ロードレース4位(秋吉耕佑/ヨシムラ・スズキ with JOMO/GSX-R1000)
鈴鹿300km耐久ロードレース優勝(秋吉耕佑/ヨシムラ・スズキ・with JOMO/GSX-R1000)
2009年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング12位
2010年 - ブリティッシュスーパーバイク選手権 ランキング15位
2011年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング4位
2012年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング8位
2013年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング10位
2014年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング5位
2015年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング12位
2016年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング8位
2017年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング10位
2018年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング10位
2019年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング7位
2020年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング10位
2021年 - 全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス ランキング4位
脚注
^ 東京中日スポーツ・2011年5月21日付 26面「長野博 V6エンジン」
^ スズキ一筋32年、加賀山就臣が全日本ロード引退を発表/東京モーターサイクルショー2022 - オートスポーツ・2022年3月29日
^ 加賀山就臣が語るライダーとしての現役引退、監督業や新たな取り組みに専念する理由/全日本ロード - オートスポーツ・2022年3月29日
^ a b その名も”鐵隼(テツブサ)”! チーム加賀山が鉄フレームのハヤブサで5月15日のテイストオブツクバに参戦! - ヤングマシン・2022年4月10日
^ 黒船襲来 DUCATI Team KAGAYAMA ライバルに喝! 中日スポーツ (2024年3月7日)
^ DUCATI Team KAGAYAMAがイタリア大使館で体制発表。ファクトリー仕様のパニガーレV4 Rをアンベイル - オートスポーツ・2024年2月15日
^ 全日本ロードレース選手権でドゥカティが初の歴史的勝利を収める Ducati.com (2025年8月27日)
世界的に有名なライダーから都市伝説的なライダーまでをリストで一挙ご紹介。バイクマニア披見です
分野: ロードレース(全日本/世界GP)
代表マシン: Yamaha TZ500 / FZR750
伝説: 全日本ロードレースで圧倒的な強さを誇った名手。ヤマハワークスの顔として活躍。
分野: ロードレース(元世界GPライダー)
代表マシン: Honda NSR250
伝説: 解説者・プロデューサーとしても知られる。「峠の走り屋」的文化の橋渡し役。
分野: 全日本/スーパーバイク世界選手権
代表マシン: Suzuki GSX-R1000
伝説: 世界耐久、鈴鹿8耐などで活躍。豪快なライディングと人格でファン多数。
分野: 公道/峠(いわゆる「走り屋」文化)
代表マシン: Ninja 250 など
デザイナー兼イラストレーター ライディングスポーツで4コマ連載中。SNS時代に脚光を浴びる女性ライダーの象徴。YouTubeやInstagramで人気。
分野:都市伝説
代表マシン: GPZ900R
伝説: 「首都高を流れる赤い影」。音と速さで語られる幻のライダー。
写真: JET GPZ900R(参考画像)
分野:レーサー
レーシングライダー。AMAグランドナショナル選手権、ロードレース世界選手権(WGP)500ccクラスなどで輝かしい成績を収め、「キング・ケニー」というニックネームが生まれた。
分野:モーターサイクルジャーナリスト
代表マシン:GPZ900R
オートバイのロードレースを嗜む他、日本一周ツーリング、アメリカ縦断ドライブ、ヨーロッパ横断ツーリングなど旅の経験も。